大島石マガジン

第60回「大島石あれこれVOL1」

2014/01/02

新年最初の企画は、

弊社会長が過去に綴っていたコラムを 掲載していきたいと思います。

※ 以前画像データではご紹介しましたが、改めての掲載となります。

 

大島石の魅力を語ることがこのサイトの本懐ではあるのですが、

すこし立ち返って、そこで働く「人」に焦点を当ててみます。

周りから見える姿と、内面から見る姿がどう違うのか。

それをより多くの方が知るきっかけになれば幸いです。

 

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町役場広報課から、大島石について何か一筆と頼まれた時、

正直な所困惑してしまいました。石材組合事務所に来られる様々な方々にも

何時も同じ事を思います。それ程特殊な職業故に、素人の方々への納得のいく説明は

難しいのです。

 

日々に変化する山形、この科学万能の時代に、

未だ経験による自信と磨きぬかれた事業主の第六感を頼みとする採掘、

又その磨きぬかれた第六感の予測が、山に於ては科学の最先端である現実、

コンピューターにも解析不能な不確定要素に取り囲まれ、これ等と闘いながら、

夢・不安・恐怖・希望・諦感等が、たえず思考範囲を占拠し、見かけとは裏腹に

精神的には常に不安定な日々を送る丁場師、これら人間としての丁場師を中心に、

石山と言うものを町民の方々にどの様な角度から御説明すれば良いのか困ってしまいます。

しかし宮窪町の主要産業の一つでもあり、ましてや余所国地区に於ては、

石材を除いては、その存在さえ危ぶまれる程大きな経済の主柱になってしまいました。

 

今日、広く宮窪町の皆様に更に大きな採石業へのご理解を得たいが為、

又石の街に住む人の一般常識の一助にでもなればと、拙い筆を取る次第です。

それで今回は大島石の採掘に直接携わる人々、

取り分け丁場師と呼ばれる人間を中心に、この特殊な職業(私はそう思う)を

説明してみましょう。まず、大島石というものは、この大島の場合何処を掘っても、

また堀さえすれば出ると思っておられる人々の何と多い事か!

 

ところが我々玄人の言う大島石(商品価値のあるもの)と言うものは、

掘れば必ず突き当たると言ったものじゃあありません。

 

山の高さ、位置、方位、形態、浮石の状況湧水等、その他様々な要素でもって、

賦存の見当を付けて見るのです。

 

 

続く

 

 

 

 

大島石産出元 ㈲山西石材  小田 和比古

フリーコール 0800-700-1194

 

oda

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