2016/08/17
大島石の山西石材です。(^_-)-☆
本日からお仕事再開の方も多いのでは?
いきなり暑すぎる天候ですが、石工のみなさん、熱中症に気を付けて、、、、!
さてよく話が脱線するこのマガジンですが、
今日もまあまあ脱線してから本線に戻ろうかとおもいます(笑)
よろしくお付き合いのほどを( *´艸`)
本題の 「スタイルとトレンド」 とは、お察しかと思いますが
ファッション、服飾のことについてのことです。
ファッションって途方もなく奥が深くて、
ものすごい量の服が大量生産され、巨大な一大産業を成しています。
しかし近年隆盛を極めているかに見えるファストファッションの影響もあってか、
この服飾業界も大きく変わらざるを得ないようになっているそうです。
ここでいきなりですが、 スタイル って何だと思いますか???
また一方の トレンド って一体何だと思いますか???
辞書やwikiで調べればそれなりの説明が並んでいるでしょう。
しかしこのマガジンにおいて僕が思うニュアンスは、、
スタイル → 貫くもの。 重くいうなら”矜持”
トレンド → 変わりゆく風習 悪く言うなら”迎合”
といった感じかと( `ー´)ノ
でも「トレンドを追い続けるのが俺のスタイルだっ!!」 て方もおられるかもですが(笑)
それにある程度時代に合わせたものを身に着けていないと、
それこそ時代遅れに見られちゃいますしね(^◇^)
しかし実際、 「そんなに重く考えていない」 という方が大多数だと思うんです。
「○○ガールズの▽▽ちゃんが着てるような、あの服ってかわいい!どこで買えるんだろ?」
みたいに。
ファッションって楽しむものだと思いますので、それでよいと思うわけです。
安い大量生産の服を買うなんてダメでしょ、て言いたいわけではないので、誤解のなきよう( *´艸`)
ただですね、かつては、
① スタイルの提案
↓
② トレンド化
という、①のトレンド発生源があったわけですが
(だいたいは、パリのメゾンだかオートクチュールだとか、そういった高尚なところから始まって、
海外ハリウッドスターとかセレブが使って広告塔になって、、、みたいな流れ)
”今”はどうやら、 トレンドの発生源はそういったお高く留まったところから降りてくるのではなく(笑)
”ストリート”にある、という流れのようなのです(*’ω’*)!!!!
インターネットが普及し、インスタグラムなどでおしゃれの組み合わせシェアする。
そしてファストファッションの店には、所せましとトレンドの洋服がぎっしり並び、
考えることは「モノ」の組み合わせやサイズバランスだけ。 まるで着せ替え人形!
それはつまりどういうことかというと、、、 上記の①→②の流れから、
①スタイルの提案 がすっぽり抜けて、
②トレンドの共有:シェア
↓
②トレンド化 となってきているような、、、、、、。
※ ファストファッションの店にたくさん並んでいる芸能人のコーディネートポスターなどは、
ここでは スタイル と呼びません。 あくまでコーディネートであり、ファッショントレンドと捉えます。
そうなると、まるで ”頭”のない身体がひとりでに膨張しながら
突き進んでいるような、、、、そんな漫画のような絵柄を思い浮かべてしまいます。
一方で、 例えばキムタクが着ているような服が、判で押したように町にあふれかえる、
といった様子もどうかと思いますので。。。今のインスタとかを利用して個々が個々のコーディネートを模索し、
それがやがてスタイル化していくのなら それもまたよいのかもしれません(*’ω’*)
しかし通りを歩けば路面店では、
夏真っ盛りに、 夏物セール
これから冬!てときに、冬物セール
挙句に、 王手自らそんなセール品をアウトレットに排出する始末。
売り場の何割がセール品(あるいは廃棄品?)なのか、、、???
「そこに愛はあるかい??」 なんて はるか昔のトレンディドラマみたいなセリフをいいたくなるほど(笑)
愛がないように思います。 良くない意味で執着がないとも思います。
だから 「モノ」を大事にしない。
※ それでも、その人の日常にそれがフィットすれば、思いのほか「お気に入り」になったりもするでしょう。
高ければいいってことではないのですが、
その商品に 愛がこもっているか。 そうではなく単なる「モノ」なのか
ということは、確かに存在するはずです。 そしてある程度以上の愛情を注げば、
そこにコストもかかるということも。
ここで本線に戻ります。 お待たせしました笑
墓石のトレンド、とはどこにあるでしょう。そしてスタイルとは。
トレンドといいますと、ここ10年くらいの間に”洋型”のお墓が
市場に定着してきたな、という感はあります。
また、永代供養や樹木葬なども注目され、おおきな流れを作りつつあります。
では、墓石のスタイルとは、、、、、????
本記事のとっかかりで、 「貫くもの。重く言えば矜持」とお話ししました。
あくまで私的見解ですがそれは、、、
”より良き埋葬供養 そのための容(かたち)”
だと思います。
大島石にしても和型のあの形にしても、古典的なお墓は、
古来よりそれが”埋葬供養に適している”として使われてきたものです。
だれも知ることができない、死後の世界にに対して思いをはせ、
宗教的に、また民俗学的にたどり着いた素材と容(かたち)なんです。
それが”愛”でなくてなんでしょうか!!!!!
・・・・・・・・・・ついアツくなってしまいました(笑)
時代とともにそのトレンドが変わり、少しずつスタイルも変化していってしかるべきかもしれません。
しかし墓石は、何百年も耐久するものです。
気に入らなくなったり、それこそトレンドが変われば着せ替える、
というものではありません。
だからこそ、 ”愛”が注がれたものを選んでほしいと思うわけです!
大切な人の埋葬供養に、愛を注ぎましょう。そうすれば、
値段云々ではなく”スタイル”のある墓石に巡り合えると思いますよ♪
大島石の宣伝をほぼしていない(苦笑)
大島石産出元 ㈲山西石材 小田和比古
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